35年前より土作りにこだわり、土耕栽培でのトマト生産をしている数少ない農業生産法人です。米作りが盛んな宮城の地で、わら・もみ殻・米ぬか、剪定したトマトの葉や枝など植物由来の自家製有機質堆肥づくりを行い、環境循環型で人と果実に優しい生産に取り組んでおります。
　会長である父から現社長の息子に伝承した土と技術は、高品質なブランドトマトをはじめ、野菜や観賞花の栽培に活かし、「味」でお客様に喜んでいただけるよう30名のスタッフと一緒に日々前進しています。

　寒い時期に半年かけて手間をかけてじっくり育て、水を抑えた節水栽培などで味を凝縮したトマトを作り、英知と技術によって土耕よる高品質トマトの生産を実現しています。

トマトの樹の上で完熟したトマトだけを収穫選別し、畑から二日目には丁寧にしぼってジュースにしています。

　加工過程でもできるだけ空気に触れないようパイプ式加熱殺菌を行い、トマトのフレッシュ感を残す工夫もしております。

　味を追求したトマトを年間楽しんでいただきたいとの願いから、味がのった旬(6月前後)だけ、濃縮還元ではない100%ストレートの果汁にしております。

　太平洋に面した東北･岩手の山間部は､ｵﾎｰﾂｸ海域から吹く冷気の影響もあり､冷涼な地で山ぶどうをじっくり育てています｡
　雄木と雌木がある日本古来の山ぶどうは生産量も少なく世界的にも貴重です｡自生している山ぶどうの枝を1本1本採取し挿し木により繁殖させ､自然に近い山間環境で約6年かけて育て雌木のみが実をつけます｡
　先代から｢畑には､何もかけるな､何もまぜるな｣という栽培哲学を受け継ぎ､現在45haある農場の約70%は完全無農薬で､自然と共生し栽培しています｡

　山ぶどうの果実は10mm程度と小さく､種も大きい為､1粒から採れる果汁がとても少量です｡また採りたては甘みもありますが渋くて苦みが強い為､丁寧にしぼったあとすぐに真空状態にして低温環境で3年以上熟成させる独自製法で製造しています｡
　これにより味にまろみがと深さが出て､性別年代問わず楽しんでいただける100%ストレートの果汁に仕上げております｡